非在 非在 竹本祥子 小さく裂かれた水泡状の糸 欺かれた 己の純情 しろく しろく あれと 願う母の 幼い頃の笑みを 裏切って ふくらすずめで 結ぶ帯 あかく あかく あれと 願った祖母から ななめの 眼差し 己のここまでの時間が 線でないのは 恐れることだと…
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