あかし
竹本祥子
暴風雨のなか
一点の光が
こころの中で
匂いたつ
闇と光とが
せめぎあうけれど
ひとりよがりの
ねじれた
小さなあたしに
さしのべられる
一点の思いで
二足歩行すると
勇気が
湧いてくる
少し眠って
眼がさめるとき
見た夢を
焼き付けよう
そしてまた
歩いてゆく
それが
生きたあかし
あかし
竹本祥子
暴風雨のなか
一点の光が
こころの中で
匂いたつ
闇と光とが
せめぎあうけれど
ひとりよがりの
ねじれた
小さなあたしに
さしのべられる
一点の思いで
二足歩行すると
勇気が
湧いてくる
少し眠って
眼がさめるとき
見た夢を
焼き付けよう
そしてまた
歩いてゆく
それが
生きたあかし